ゴー・セーフティは、「KM理論」に基づく安全運転教育を行う教育機関です。

「KM理論」とは・・・

自動車の運転事故は停止距離の突発的な延長や早着・先行衝動に基づく進行方向空間距離の短さが事故の要因とする理論。
※KM理論 (K)九州大学(M)松永勝也教授の理論

松永勝也 教授  Prof. Katsuya Matsunaga
九州大学名誉教授(元九州大学大学院システム情報科学研究院教授・九州産業大学大学院情報科学研究科長)

交通事故の防止、自然災害時の人的被害防止、人間の認知メカニズムの解明、遠隔操作・人工現実感などを専門に研究中でも交通事故防止の研究は35年以上に上る日本の第ー人者。交通事故は突発的な停止距離の延長か車頭空問の縮小によって発生するという「KM理論」を展開。その効果が注目を集めている

KM理論:交通事故が起こる2大要因

1.先急ぎ衝動

元来、地球上の生物は餌食を捕らえるため、また他の餌食とならないために、他の個体よりも素早く移動することを生存競争本能としてもっています。それは私たち現代人にも受け継がれています。

2.認知反応時間の突発的な遅れ

運転中に、さまざまな要因による認知反応時間の突発的な遅れが生じることがあり、それが事故につながっています。特に若年齢層や高齢層にはこの現象が多く出現するようです

KM理論:事故防止の3大ポイント

1.先急ぎ衝動のコントロール

急ブレーキ回数を大幅に増加させ、血圧や脈拍数を上げるような結果を招いてしまう先急ぎ運転をしても、実際に短縮される時間はわずかです。

2.車間距離(※進行方向空間距離)を確保する

認知反応時間の突発的な遅れがあっても対応できる十分な大きさの車間距離(※進行方向空間距離)を確保することができていれぱ事故を防ぐことができます。
※進行方向空間距離とは、自分の車の進行方向にある障害物までの距離のことです。その障害物が前を走る車であれば車問距離ということになります。

3.動作よりもまず確認

動作を起こしながら確認を行っていて衝突する場合、同じ衝突でも歩いている時の人同士の衝突と自動車との衝突では、事故の大きさがかなり違います。動作よりもまず確認を先にすることが必要です。安全な運転を行う上で、当然のようであり、単純なことが意外にもできていない。事の大小はさておき、 気づかない内に不安全な運転行動を繰り返し、それを習慣として身につけてしまっているドライバーはたくさん存在しています。だから事故を起こしてしまうと、「まさか自分が・・・」と誰もが感じてしまうのです。
まずはそこに気づいてもらうこと、そして不安全な運転行動を改善し、どのような運転行動をとればよいのか明快で具体的な解決策を落とし込んだ研修プログラムをご提供いたします

松永氏 関連する社会活動

  • 特殊法人自動車事故対策センター適性診断業務検討委員会委員日本交通心理学会運営委員
  • 福岡県警交通懇談会委員
  • 大分県警ノ建設省交通事故防止対策検討委員会委員(平成10年度)
  • 特殊法人自動車安全運転センター「安全運転教育手法に関する調査研究」委員会委員長(平成10年~13 年

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